羽生結弦選手の食事制限のポイントは、
「グルタミン」「アミノ酸」「胃腸の動きだし」です。
(トレーニング前)
BCAA、アルギニン・グルタミンを補給します。
(ニンジンやほうれん草に多く含まれます)
・スタミナを増やす効果
=トレーニングの効果を高めてくれます。
(トレーニングの後)
アミノ酸を補給します。
(肉類、魚類、卵、炭水化物に含まれています)
トレーニングで傷ついた体をアミノ酸が補強してくれます。
また羽生選手は以前かなり小食だったそうで、
「一口食べたらもういらない」というレベルで、
体調管理が難しかったそうです。
そこで、
オリンピック日本選手団の栄養サポートを行っている
「ビクトリープロジェクト」の栗原秀文さんが、
羽生選手の栄養指導を行うことになりました。
ある日、
「もういらないと言ってから数十分後にまた食べだした」
羽生選手を見て栗原さんは、
「小食なのではなく、胃腸が動き出すタイミングが他人より遅いだけ」
なのではと思い、以下の食事方法を提案しました。
胃の動きを促進させるグルタミン酸を多く含む出汁
=食欲を刺激する方法です。
グルタミン酸=うま味成分ですが、
胃粘膜に作用して消化吸収を促す性質を持っていることが、
最近の研究でも明らかになっています。
結果食事が摂りやすくなり今でも羽生選手は、
この食事法を鍋料理で実践しているそうです。
(グルタミン酸を含む食品)
・チーズ
・小麦粉
・発酵食品
・こんぶ
・トマト
・湯葉
・豚
・かつお節
・高野豆腐
・きな粉
・大豆
・しらす(干し)
これはお子さんなどにも使える食事療法ですね。